INTERVIEW社員インタビュー
CASE 05
環境工事部Y・K
今年入社されたそうですが、現在の業務を教えてください
2022年4月に入社しました。最初の2ヶ月間でDOWAホールディングス主体の新入社員研修を受けたあと、環境工事部に配属され、先輩社員の現場にて現場管理補佐員として施工管理業務に従事しています。
業務内容は、まず朝礼やKY活動、工事に関する安全書類の作成と確認作業です。その他は、現場に常駐しながら作業状況を監視し、安全面や衛生面の巡視、先輩の指示に従って現場内の安全点検箇所の是正対応を主にしています。日常の定型業務については、まだまだできることは少ないですが、ひとつひとつ自分自身でできる仕事が着実に増えてきていると自覚できてきました。分からないことや気になったことは遠慮せずに質問し学ぶ姿勢を心掛けています。これからも環境工事部の現場を経験して、業務領域を広げていきたいと思っています。
入社のきっかけはなんですか?
私は生命環境学部出身です。植物に興味があり生命科学を専攻していました。ニンジンの胚に外部刺激を与えて、どのような変化が起こるのかを研究していました。その研究から、植物が生育するためにはその土地の土壌が重要ということに気付き、汚染された土壌の浄化に興味が沸きました。
そして、就職活動中に土壌浄化を専門としているジオテクノスを知りました。私も土壌の環境改善を担う仕事に関わりたい、地球の生物や植物が安心して生きる土壌を提供したいと思ったことがきっかけです。
実際に会社説明会や採用試験を受けて業務内容を聞いたところ、土壌対策が必要な土地は全国各地にあり、ジオテクノスでは依頼があればどこでも対応しているとのことでした。私は幼い頃から関東圏内から出て生活をしたことがなく、できれば様々な地域を訪問して自分の目で見てみたいといった理由もあったので、入社を決意しました。
入社後の新入社員研修はどのようなものでしたか?
DOWAホールディングス全体の新入社員とともに、入社後2か月間にわたってビジネスマナーやグループワークを行いました。 グループワークでは、自分の強みを知るといった私自身に直接関係するものから、「DOWAグループが10年後、どのような企業になっていたいか?」をテーマに議論を行いました。我々のグループではアジアのベンチャー企業と連携した「アクセラレータプログラム」でDOWAホールディングスの役割をより世界に広げることをアウトプットしました。
現場配属から現在までを教えてください
初めに配属されたのは先輩社員が担当している岡山県の現場で、土壌対策後に土木構造物を築造する現場でした。
配属された頃、ジオテクノスのメイン事業である土壌関連工事の他に、付帯する土木構造物の工事にも対応していることに大変驚いたことを思い出します。土壌汚染や土木工事に関する知識が全くない状態での現場スタートだったので、重機や工具の名前から、作業スケジュールについて、コンクリート打設、鉄筋・型枠工などの日常の施工管理でやらなければならない業務を先輩にひとつひとつ丁寧な説明を受けながら、徐々に現場勤務に慣れていくことができました。現場配属2、3週間目くらいからは、作業場内でのミーティングに混じって話すことが増え、協力業者の方とも打ち解けて話すことができるようになり、作業の段取りや安全面に関する指示の意思疎通ができるようになりました。
この現場では、自分が成長した喜びと、現場を仕切るという醍醐味を感じることができ、施工管理の基礎部分を学べました。こちらを3ヶ月ほど経験し、先日より岐阜県内の現場へ配属されたところです。
この現場は、経験豊富な上司や1年先輩と同期が担当しているので、色々な面から知識と経験を吸収しつつ、最前線で日々の業務にあたっています。
学生時代の経験で、今の業務に役立っていることはありますか?
大学でのニンジン遺伝子の研究です。培養条件を変化させることで、遺伝子レベルにどのような反応があるか検証していました。そこで重要なのが徹底した検証工程管理で、ニンジンの遺伝子発現に直結して影響するんです。作業工程をいくつか変化させ、良い条件であれば遺伝子の発現に結び付くのですが、今の業務の工程管理に通じると思っています。
あらかじめ顧客と納期を決定して工事を進めていますが、一つの作業が遅延することは工事全体に影響してしまいますので、作業の遅れが生じる場合は、次の作業工程の軌道修正を図りながら日常的に管理する必要があります。工事進捗を把握して一つ一つのプロセスが正しく行われているかを、作業面・安全面の視点から監視して、問題が生じそうになった際は上司に報告して改善点を探しています。
今の私に与えられている業務はまだ小さいものですが、スピーディな判断と行動が要求されますので、現場管理者の一人として責任とやりがいを感じています。
当社で働く理由はなんですか?
「チャレンジを歓迎する」の会社の風土です。
私のような1年目の社員でも、自分で考えて行動させてもらえるという社風があります。
岡山県の現場では、作業環境を良くするために、私が発案した改善が採用され現場へ活かすことができました。そのちょっとした工夫が現場作業員の方にも好評だったことで、お礼を言っていただいた時は素直に嬉しかったです。そんな経験から、現場内の作業環境を良いものにするには何かないかな、と考えるようになりました。働いていくことで成功や失敗はありますが、必ず会社や上司からフィードバックがありますので、成功要因や失敗要因を自ら考え、次に挑戦しようという気持ちにつながっています。
今後のキャリアプランを教えてください
知識や経験が浅いので、はっきりとしたキャリアプランは持っていませんが、必要な資格を取得して5,6年後には自分で現場を担当し、協力会社や現場スタッフをコントロールできるように頑張りたいです。そして、いずれは後輩の育成や指導ができるようになって、後輩のロールモデルになることが目標です。
入社を考えている人に向けてメッセージをお願いします
私のような他分野専攻の出身者でも臆することなく当社にチャレンジしてもらいたいです。
特に、好奇心が強く新しいものを取り入れられるフットワークの軽い方は働きやすいと思います。
知識が無くても先輩社員が一から丁寧に教えてくれますし、研修体制が整っていますので、「自分の強みは何なのか」を見つけながら仕事に向き合うことができます。
勤務は、現場が主体になっているので、休日は近くを散策するなど、日常から離れてちょっとしたリフレッシュを味わうことができます。時間を有効に使うことで「仕事」と「私生活」のワークバランスも両立できますので、そう思っている方にお奨めしたい会社です。