INTERVIEW社員インタビュー

業務内容を教えてください

技術部の調査結果を元に、土壌汚染の施工管理等を私の工事部では行っています。簡単に言うと工場等における汚染物質を取り除く工事です。

入社のきっかけはなんですか?

私は名城大学の環境創造学科卒業です。自然環境から、人が作り出した環境まで幅広く学びました。
元々、サイクリングや登山が好きだったんです。それで大学で何を学ぼうかという時に、これまで自分が趣味で触れてきた自然を学びたいなと思ったんです。大学で所属していた研究室では、土壌汚染に関する研究を行い、卒業研究では土壌中のガスの動態に関して研究を行いました。
そんな経緯があり、土壌汚染の調査及び対策を行っている、当社に興味を持ったのがきっかけですね。

I・K

環境工事部で働かれて、身についたこと、学んだことを教えてください

私は一番にスケジュール管理の大切さを学びました。
土壌汚染対策工事の現場はとにかく多忙。私に任せられるような小さな工程一つでも、そこでの些細な遅延が工事全体に影響を与えてしまうんです。
短い工事だと工期は数カ月、長いものだと2、3年にもなります。
全体の工事スケジュールは先輩らが計画します。例えば、地中に埋まった廃棄物を撤去する工事の場合、ただ穴を掘ってそれを取り除くだけではないんです。
まず、バリケードをして工事区画を明示する、汚染物質の拡大防止措置、重機による掘削作業、埋め戻し。こうした工程を踏んで、汚染物質除去の工事を行います。全体の工事は、雨天などを考慮して余裕を持ってスケジュールが組まれています。
私が担当するのは、工事工程をスムーズに行うための、機材の配置管理だったりするのですが、機材をどこに置くのか。たったこれだけで全体の工事が遅れてしまいます。いかに現場がスムーズに工事をできるか、それを考えながら配置、スケジューリングをしないといけないんです。
去年、私が担当した工事では、10メートル区画においてA地点は3メートル掘る、B地点は5メートル掘る。私は、進捗管理のための写真撮影を担当したのですが、現場作業と事務作業の両立で苦戦しました。
基本的に個人ではなく、組織として工事を行いますから、自分に与えられた業務をこなすのは当たり前で、その先の工程を見据えた行動までしなくてはならないんです。

今はどの様な仕事に取り組んでいるのですか?

現在は汚染物質拡散防止のための鋼矢板(こうやいた)打設工事を担当しています。汚染物質が地下水に溶けだしてしまっている状況を止める作業です。作業計画の作成、進捗管理、安全管理を行っています。

I・K

現場によって勤務地も変わると思いますが、これまでどこに行かれましたか?

千葉、群馬、宮城、兵庫など様々ですね。ただ住まいに関しては会社が宿舎を用意してくれるので、そこまで負担に感じたことはないですね。

当社で働く理由はなんですか?

人間関係でしょうか。同じ先輩と再び同じ現場になることは稀なのですが、現場作業員の方との関係やプライベートで悩みを抱えた際に、前の現場で関わった先輩が相談にのってくれるんです。
過去、事故にはなりませんでしたが、現場作業員の方が自分の判断で行っていた行動に対して、私が注意できずにいたんです。私は25歳の若輩者なので、現場仕事も社会人経験も豊富な現場作業員の方を注意しづらかったんですよね。その際、先輩に「言わないことが優しさではない」と指摘され気付かされましたね。

今後のキャリアプランを教えてください

周囲から信頼され、現場を一人で任せてもらえるようになりたいです。今はとにかく丁寧な仕事をするように心掛けています。

入社を考えている人に向けてメッセージをお願いします

建設業の仕事は完成したものが地図に残りますが、私たちの仕事はそれとは正反対です。汚染物質を取り除く仕事ですからね。でも、安全な環境が保持できていなければ、安心して生活を送ることも、新たな土地開発も出来ないんです。だから、私たちの仕事は土地開発の縁の下の力持ちだと思っています。
そんな仕事に志を共にしてもらえる方に、ぜひ会社の一員になってもらいたいです。

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