INTERVIEW社員インタビュー

入社を決めた理由を教えてください

大学院では環境科学専攻で、鉱山の跡地といった過酷な環境に生育する植物について研究していました。その研究内容から非鉄金属関係の業界に興味を持ち、親会社であるDOWAホールディングス株式会社を知ったのが最初のきっかけです。私の専攻や志望を踏まえ、DOWAホールディングスから紹介していただいたのがジオテクノスでした。

ジオテクノスはDOWAグループの中でも現場やお客様に近い立場で、主に土壌・水の浄化業務に携わります。もともとコンサルティングに興味がありましたが、提案だけで終わるのではなく、自分たちで分析や浄化手法の提案、実際の作業まで一貫して見届けられる点に惹かれました。 現場に近いからこそ見えてくる課題と向き合えることに魅力を感じ、ジオテクノスに入社を決めました。

M・O

入社時の研修内容や教育体制について教えてください

入社後2ヵ月ほどはDOWAホールディングスの集合研修に参加し、グループ会社の同期たちと一緒に社会人としての基礎や、DOWAグループ全体の各事業概要について学びました。

その後ジオテクノスに戻って社内のシステムや各部署の業務概要について学んだのち、環境技術部として実際に進行中の業務に携わりながら、実践的な業務内容を教えていただきました。実業務と並行して必要な資格の受講、講習や勉強会などで知識を補填しつつ、少しずつ業務の全体像を掴んでいきました。

業務内容を教えてください

環境技術部の業務の一連は、見積もり・計画書の作成、受注後の協力会社さんへの指示出しを含む現場準備、安全・品質・工程・原価管理を担う現場管理、そして調査後に報告書作成・請求を行う流れです。

私は上記の案件の一連の流れに携わっていますが、その中でも今は土壌・地下水調査の現場管理を主に行っています。現場管理は、土壌汚染対策法や水質汚濁防止法、各行政の条例等に沿って立てた各案件の計画に従い、業務が円滑に進むよう現場で判断・指示出しを行います。例えば実際に作業を行う協力会社さんが危険でないか、適切に休息をとれているか等の安全面やサンプルの採取方法が適切であるか等の品質面を見て、危険性の高まりや品質が下がる等がないように注意しています。
現場に行く頻度は案件の状況等によって異なりますが、10月は3分の1ほど現場に行きました。

また、案件は複数を並行して進めており、スケジュール管理は上司と相談しつつ基本的に自分の裁量で行っています。1年目の終わりからは自分が主担当の案件も増え、より1つ1つの業務への責任感が増しました。

今の仕事で最も大切だと思う要素はなんですか?

社内外の人との密なコミュニケーションです。1、2年目は知識・技術も乏しいため、上司と一緒に案件を進める中でお互いに認識のズレが起きないよう疑問点・不明点は確認を十分にとり、丁寧にすり合わせを行うことを意識しています。

また、私たちはお客様と協力会社さんの間に立つ役割を担っています。お客様の意向を汲み取り調査の計画を行い、それを間違いなく協力会社さんへ伝達しなければなりません。特に現場準備では、お客様・協力業者さんとそれぞれメールで記録を残すだけでなく、時には電話で認識をすりあわせ、段取りを行います。さらに現場では直接話し、細かな注意点や見落としが無いかなど、確認を徹底しています。

これまでの仕事で印象深いエピソードはありますか?

初めて自分が主体となって行った行政への届出業務が最も印象に残っています。届出業務は、土壌調査の結果などを行政に報告書として書類を提出する業務です。

私にとっては知識がほとんどない状態からのスタートだったので、まず行政のホームページを調べることから始まり、どの書類様式を使えばいいのか、書き方は合っているかなどを確認しました。作成中は疑問点・不明点は上司に聞きながらではありますが、主体的に考え試行錯誤して書類を完成させることができました。主担当業務でほとんど知識のない状態から主体的に動いた業務は初めてだったので、無事にやり遂げた時は少しの安堵感と達成感がありましたね。

M・O

職場の雰囲気や、働きやすさについてはいかがですか?

会社全体として個人の働き方に理解があると感じています。所属部署は在宅勤務の申請もできますし、有給休暇もとりやすい環境です。私自身、趣味のトライアスロンの大会で海外に行く際に土日と繋げて連休を取得しましたし、周りでも連休をとっている方は比較的多いように思います。

また、女性やお子さんがいる方にとっても働きやすい環境だと思います。実際に時短勤務や在宅勤務を活用されている先輩もいらっしゃいます。

ジオテクノスは働いている人も優しく、上司は忙しい中でも相談をすると親身に時間を作って話を聞いて下さるので、とても感謝しています。同期とも仲が良く、ご飯を一緒に食べたり、休日に出かけたりしたこともあります。

今後のキャリアプランや、挑戦してみたいことを教えてください

直近の目標は、業務に直結する「土壌汚染調査技術管理者」の資格試験に合格することです。将来的には、もともと興味があったコンサルタントとして自分で浄化の手法を考えてお客様に提案できるようになりたいので、仕事と勉強を両立して知識を身につけていきたいですね。

キャリアを積んでいくうえでは、社内外問わず、一緒に働きたいと思ってもらえる存在になることも目標です。この仕事ではお客様や協力会社さんと継続的にお付き合いすることが多いため、良好な関係を築き「またOさんにお願いしたい」と言われる技術者を目指します。

もしチャンスがあれば、学生時代の研究にも通じる「植物」に関わる業務にも挑戦してみたいです。以前、上司が緑地の調査をしているのを見て、ジオテクノスは土壌・地下水だけでなく、そうした分野の業務にも携われる可能性があると知りました。

入社を考えている人に向けてメッセージをお願いします

個人の裁量に任されている範囲が広く、業務を自分なりに考えて進められる点がジオテクノスの魅力です。 指示されたことをただこなすよりも、自分で試行錯誤するのが好きな方にはとても向いていると思います。

ジオテクノスは土壌や水だけでなく地質や土木など、さまざまな分野の知識・技術を吸収できる環境です。 幅広い分野に興味・関心をもち、楽しめる方であれば、多くのことを学び、成長できる会社です。

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